第7回 北オホーツクマラソン100km完走記 総括編
100kmのダメージが想像以上に残っていて、2週間経過してもランニングを再開できていません。
早い動作をすると脚がすぐに張ってしまい、蓄積疲労MAXな状態です。
これから整体に行ってマッサージを受けてきます。少しは回復できればよいのですが。
(北海道マラソン無事に帰ってこれるかな・・・・)
さて、時間がかなり空いてしまいましたが、100kmマラソンの総括編を最後に書いて、来年のための備忘録として残しておきます。
タラレバの話となりますが、ご了承ください。
100km完走するために必要だったもの
【走力面】
・走行距離と長距離走の回数が完全に不足していました。月間300kmと50~60km走を取り入れ、とにかく長い距離を走るための筋持久力強化が必要です。
(ウルトラをフルの延長にあると考えていた自分の甘さ)
【体調面】
・体が完全に目覚めていない状態でレースを開始。フルマラソンではレースの4時間前に起床するが、今回は体力温存のためレースの2時間前に起床。当日の体調は悪くなかったけど、遅めのペースにも関わらずスタート直後から心拍数が160bpm以上と高め。そのためレース序盤から汗の量が非常に多かった。
(フルではスタート時の心拍数を160bpm以上にならないよう、ペースを抑えて走り出すのに、今回はそのまま突っ走ってしまった。フルではやらないことをウルトラでやっている。気合が入りすぎてウルトラに呑まれた)
【補給面】
・給水所は全箇所に寄って細かい水分補給と10km毎にジェルと塩分補給(ミドリ安全の耐熱サプリ)を行っていたが、汗の量に対して補給する量が足りていなかった。
・発汗が多いレースでは、エイドでのレモンと梅干の追加補給は必須と感じました。
(100km走ってトイレに寄った回数は0でレース後もトイレに行かず。レース中盤からポカリとコーラの味を感じなかったので、発汗によるカリウムとナトリウムが想像以上に喪失したと思われる。補給不足による体調変化に気づくのが遅く、ウルトラの長丁場に対応できていない)
【装備編】
・暑さ寒さ対策は万全だったと思う。一番重宝したアイテムは、ミレー DRYNAMIC MESH。汗をかいてもTシャツが貼りつかず、気温が下がっても汗冷えすることが無かった。これ無しで夏のランニングはできません。
・靴はフルと同様アディゼロ ジャパン ブースト3で挑んだが、水膨れにもならず特に異常なし。

(ミレー)Millet DRYNAMIC MESH NS CREW MIV01248 0247 BLACK - NOIR S/M (EUサイズ)
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- 発売日: 2017/02/13
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寒さ対策でこちらも準備していたが、今回は出番なし。45gと軽量でたたむと手のひらサイズに収まりゼッケンも透けて見える。

(モンベル)mont-bell EXライト ウインド ジャケット Men's 1103233 WT ホワイト M
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【メンタル】
・潰れてからがウルトラと自分に言い聞かせていたため、メンタルは折れなかった。前に進めばゴールが近づくと常にプラス思考だったのが上手くいった。
(ただ、50kmで足が攣ったときは正直ヤバかった)
【コースの把握】
・ウルトラのなかでは比較的アップダウンの少ないコースとして紹介されていたため、勝手にアップダウンの少ない=フラットと思い込んでしまった。完全な攻略ミス。
(100kmという長距離を考えれば50km以降のアップダウンは致命的)
100kmを走り終えて
・ウルトラ半端ないけど、楽しかった~。
・レースを攻略するために色々考えさせられ、よい経験となった。
・ウルトラの扉を開いたところ(50km地点)で止まっているので、もう少し奥まで進みたいと思う。
・ウルトラのデビュー戦を今回の北オホーツクに選んで良かったです。こんなに苦しいボロボロのレースだったけど、3~4km毎にエイドがあって快適だったのと、地元の方の声援が温かく、双眼鏡でゼッケン番号見て、名簿から名前探して◯◯さん頑張って〜と励まされます。また、給水カップのゴミをきちんとゴミ箱に入れるランナーがほとんどなので、走っていて気持ちが良い大会です。
人生初のウルトラは失敗に終わったけど、とにかくゴールできて良かった〜。
(番外編)
ゴール後、会場付近で50歳くらいのダンディな方と話すことができた。
その方は既にシャワーを浴び終え、ビール片手にゴールするランナーを見る余裕っぷり。
こっちはボロボロなのに、やばいカッコよすぎる~(見た目もカッコいいんですが)。
伺えば、今年のサロマ100kmを完走した後で、北オホーツクも今回で5回目完走とのこと。
いつか自分もこんな感じになれたらな~と。